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残業が当たり前なのはおかしい | 日本の残業の風潮を考えてみた

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残業ですよ。

今日も今日とて残業。

夜になるとおなかが空きます。

帰宅すると子供は寝ている。

なんなら妻も寝ている。

サービス残業もあるけれど

少しは残業代がつくものだから

生活費のために頑張ってねと妻は言う。

でも本当は気づいているんだ。

僕たちは残業が嫌いだ。

友達や家族と、楽しいときを過ごしたいんだ。

楽しい残業ならいい。

自分の実力が身についている、とか

楽しくて仕方がない、とか

大学の卒業研究のように

仲間たちとワイワイ騒ぎながら

そんな風に残業ができるなら楽しいかもしれない。

でも。

僕たちは。

いつから仕事が、残業が、嫌いになったのだろう。

もう一度、

もう一度

なにかを、思い出してみませんか?

  

残業が当たり前なのはおかしい

 残業が当たり前。

 社会に出る前からなんとなくみんな知っていた。

 社会人になるってことは

 残業するってことなんだって。

 時には心や身体を壊すくらいに

 働かなければならないんだって。

 なんとなくみんな知っていた。

 でもどうしてだろう。

 残業することはそんなにいいことなのか?

 

昭和という時代

 昭和のサラリーマンはいわゆる「モウレツ」であった。

 団塊の世代、といわれる人たちだ。

 そんな人たちに言わせると今の世の中は甘いらしい。

 彼らは言う。

 「俺たちの若い頃は終電帰宅は当たり前、

  なんなら時には家に帰らずみんな仕事に情熱を注いでいたものだ。

  最近じゃブラック企業だ労基署だとなんなんだ!情熱が足らん!」

 お疲れ様でした。

 たくさん、たくさん働いたのですね。

 そして日本の成長を支えてくれた。

 本当に、お疲れ様でした。

 もう、休んでいいんですよ。

 

成長期はいつか終わる

 昭和という時代は復興と成長の時代でした。

 以下のものが常に高い基準で維持されていた。

 ・不動産価格の上昇

 ・銀行預金の高金利

 ・会社の終身雇用に伴う給与の上昇

 つまり、

 ・家を買えば将来売ってお金にできるし

 ・給与を銀行に預ければ年利6%程度で複利効果による
  資産の増大が期待できるし

 ・とりあえず会社に勤めていれば毎月の給与が上がっていった

 また、「男は仕事、女は家庭」の価値観の時代である。

 つまり

 男は会社に入って働き、社会に尽くすことこそが

 人生を豊かにすることだったのである。

 それを高いレベルで実行できる男は

 周囲から抜きんでる優れた男だったのである。

 また、優れていなくても

 会社という組織に属し忠誠を尽くしてがむしゃらに働けば

 優れた人とほぼ同等の待遇を与えてくれるシステムだったのである。

 しかしながら。

 人の身長の成長が20歳前後で止まるように。

 繁栄を極めたローマ帝国が衰退したように。

 あなたも僕も日々年老いているように。

 成長は、いつか止まるのである。

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残業が当たり前の風潮

 人と国家の「成長」が約束された時代ならば。

 やればやるほど成果があがるのである。

 やればやるほど評価があがり、自尊心も満たされるのである。

 少々からだが壊れたって、前にすすめば何とかなったのである。

 そんな時代に生きた人たちからすれば。

 休めだの、ほどほどだの、規則だのというものは

 根性の足りない人間の言い訳に聞こえるのかもしれない。

 しかしながら、である。

 平成を生きる我々の現実は、

 「安定期」もしくは

 「衰退期」なのである。

 昭和の時代、企業も人も、成長から得られる利益を前提として

 身を粉にして働いたのである。

 しかし、利益は先細りし、身を粉にすることのみを求められたならば。

 それは「搾取」である。

 主人と奴隷の関係である。

 僕たちは奴隷だろうか?

 うまくごまかされているのではないだろうか?

 疑問はつきない。

 ちなみにであるが。

 「考えなければならない奴隷」というのは

 史上稀に見る残酷な状況であるように思う。

 考えを捨ててもいいというのは

 奴隷の数少ない権利であると思うからだ。

 情報を、選択を、人生を「考える必要に迫られる奴隷」

 なんて、残酷な存在なのだろう。

なぜ日本では残業が当たり前なのか

 「成長期の幻影を追いかけているから」

 今の社会はまともだろうか?

 僕にはそうは思えない。

 情報にあふれ、

 価値観にあふれ

 孤独があふれている。

 少しでいい。

 人のぬくもりがほしい。

 人の温かさを感じていたい。

 成長期の熱い熱気ではなく

 安定期や衰退期の温かいぬくもり。

 そういうものが今求められているのではないだろうか?

 残業は僕らにぬくもりを与えてくれるだろうか?

 与えてくれる残業もあるのかもしれない。

 いやいや、まったく与えてくれないかもしれない。

 その中間あたりかもしれない。

 おそらく僕たちは長い人類史上初の

 「必死に考え、選択しなければならない奴隷」なのだ。

まとめ


 いかがでしたでしょうか。

 残業も考えてみるといろんな背景がありますよね。

 僕自身も残業に殺されそうになったことは何度もあります。

 でもそのたびに

 自分を責め、社会を恨み・・・

 ちょっと疲れました(笑

 僕たちは人類史上初の「考える奴隷」ならば。

 残業の問題だって、

 過去の人類が思いつかない方法で解決できる可能性を持っている。

 そんな風に僕は思います。

 決して残業に殺されないでください。

 残業とあなたの命、健康を天秤にかけないでください。

 殺されそうになったら逃げてください。

 そうです。

 たとえ今はいなくとも。

 過去、現在、未来。

 古今東西、あなたを待ってくれている人は必ずいます。

 絶対にいます。

 信じましょう。

 あたたかさを。

 それではまた。

 別の記事でお会いいたしましょう。

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