年賀状です。
年始の、年に1度のご挨拶の機会。
子供の写真を載せていろんな人にわが子のかわいさを見てほしい。
また子供はこんなに成長したんですよ、と報告したい。
そのように考えるのも無理はありません。
でも最近の世の中は迂闊なことをするとすぐに危険に晒されるわけで。
年賀状を送る相手におかしな人はいないけれど、よくよく考えてみると子供の写真を見るのは年賀状を送った相手だけではなくいろんな人の目に触れる可能性があるのよね。
では年賀状に子供の写真を載せるのはどのような危険があるのでしょうか?
犯罪に巻き込まれる?
だったら年賀状に写真は載せないほうがいいのでは?
どうすればいいのでしょうか。
年賀状に子供の写真を載せるのは危険?
危険、はゼロではないでしょう。
もちろんあなたの知り合いに変な人がいると必ずしも決まっているわけではありません、
世間一般の、大体の人は良心を持っています。
ひょっとすると何かしらの理由で機嫌を損ねることになるかもしれませんが、おそらくあなたに実害のあることは何もしないでしょう。
しかしながら世はインターネット時代です。
あなたがこのサイト、この記事を見ているようにお手軽に膨大な情報にアクセスすることができます。
そしてあなたが送った年賀状が悪意のある人物に手渡ってしまったら危険です。
年賀状を誰かが落としたら?それを拾った人がちょっと変わった人だったら?
年賀状には住所も記載されていますよね。
ちょっと変わった人は「ここの住所にこんなかわいいこがいるのか・・・へえ」と思うかもしれませんね。
そしてインターネットのちょっといけないサイトに住所とともにアップロードされたら?
もう想像もしたくないほどに危険極まりないですね。
また、郵便局員が年賀状の情報を得て、子供に偏愛を募らせたケースもあるようです。
配達経路においても善良な人間のみとは限らないので油断できません。
そして子供がほしいのにいないような独身のかたには「子供の写真は嫌い」と思われるかもしれないですね。
このように年賀状に子供の写真を、ましてやアップで載せるのは危険な時代になってしまったのです。
子供の写真が犯罪に利用される?
もちろん年賀状に子供の写真を載せたからといって何かしら犯罪が発生してひどい目にあう、なんてことは可能性としてはとても低いとは思いますよ。
それこそ数字で表すならば発生する確率は0.01%あるかないか、この数字は定かではありませんが、しかし文字とおり万が一の最悪の事態と考えるならば十分危険な範疇かと思われます。
「あなたは明日 約0.01パーセントの確率で犯罪に巻き込まれるわよ」
こう言われたら大体の人は不安になるのではないでしょうか。
大体の人は年賀状を保管、または番号が当たっていれば郵便局で交換しているでしょうが、落としたり無くしたり、ごみに捨てたりしていたとしたらもはや「あなたの住所+我が子の写真」はどこをどうなっているか追跡することはとても難しいでしょう。
そう考えると「宝くじが当たったら」なんて夢見るよりも先に目の前の危険を少しでも排除したほうがいいだろうと思います。
年賀状は子供の写真なしのほうがいいのか?
年賀状は子供の写真なし。
そのほうが無難でしょう。
仮に犯罪者が年賀状を拾えば住所と名前は判明しますが写真がなければ風貌がわかりません。
かわいい子供を犯罪者の目に触れさせない。
その悪意のちょっとしたきっかけを排除するだけでも十分に犯罪抑止効果はある、と思います。
画像と文字では情報量がぜんぜん違いますよね。
恋愛の観点からみても、イケメン美女の画像で心ときめく人はいても、名前の文字を見ただけでときめく人を僕は知りません(広い世の中にはどこかにいるのかもしれないですが)
よって犯罪者の「ときめき」を発生させないという観点から、年賀状に子供の写真なしとすることで発生確率は微小ながら、発生してしまうと重大案件に発展してしまう恐れのある犯罪抑止効果を期待するものであります。
年賀状に子供の写真は危険?~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
年賀状に子供の写真を載せることも躊躇われるような世の中になってしまいました。
いろんな人と簡単に交流できるということはいろんな人の悪意に晒される可能性がある、ということでもあります。
大切なお子さんならばなんとしても守りたいですよね。
犯罪の可能性、犯罪の芽を少しでも抑制するのはもちろんのことですが、もし万が一危険な目に会いそうになったら
・身近な信頼できる人に相談する
・警察に相談する
・弁護士さんに相談する
などの対処法が考えられます。
犯罪に巻き込まれて手遅れになる前にできることを。
と、散々脅してしまいましたが犯罪まで発展することはごく稀で、99.99パーセント大丈夫です。
しかし、よほど心配ならば子供の写真が載っているパターンの年賀状は親族や本当に信頼できる人のみに限定したほうがいいかもしれません。
あなたの人生が大きな後悔に塗りつぶされないよう祈っております。
それでは、また。
別の記事にてお会いいたしましょう。