熱中症の応急処置。
記事の性質上、早速本題に入らせていただきます。
Contents
熱中症の応急処理
□ 涼しい場所へ避難し服をゆるめよう
□ 首、わきの下、太ももの付け根を冷やそう
□ 水分を補給しよう(意識がない場合は無理に水を飲ませない)
こんな症状の場合は大至急、救急車を!
□ 意識がはっきりしないもしくは意識が無い
□ 吐き気をおぼえる、もしくは吐く
□ 痙攣を起こしている
救急車の呼び方と流れ
■119に電話する。
□「火事ですか?、救急ですか?」と聞かれる
■「救急です」と答える
□「どうしましたか?」
■誰が、どこで、いつから、どんな状態かを簡潔に伝えます
(例)友人が●●の野球場で1時間前から熱中症が疑われる症状です。
□年齢、名前、住所、連絡先の確認。電話した人の名前と患者との関係などを聞かれます。
救急車に乗るときに持っておくとよいもの
□保険証と診察券
□履物
□財布とお金
□携帯電話
□家の鍵
ともかく安静に冷静に。
意識がはっきりしている場合は、救急車の隊員の問診に備えて状況などを説明できるように準備しておきましょう。
また、周りの人にも連絡先、情報を伝えるようにしましょう。
ふう。焦りますよね。
画面をみる余裕があれば引き続き以下の内容もご参考にしてみてください。
熱中症による脱水症状
ご存知のとおり人間のからだの約60パーセントは水分です。
例えば体重60Kgの成人男性の場合、約36kgが水分となります。
人間は1日に2.5リットルの水分補給を必要とします。
一般的な状態での1日の水分摂取量の内訳は
・食事で1.0リットル
・体内でつくられる水が0.3リットル
・飲み水で1.2リットル
となっています。
また1日の水分排出量の内訳は
・便、尿にて1.6リットル
・呼吸や汗にて0.9リットル
となっています。
咽の渇きを感じたら水分補給。
高齢者の場合は咽の渇きを感じてからでは遅い場合があるので咽が渇きを感じなくてもこまめな水分補給を心がけてください。
熱中症でのめまい、痙攣
めまいや痙攣の症状が出ている場合は本当に危険です。
時に意識が無い場合は体内の水分をかなり失っている可能性があります。
人間は体内のうち20パーセントを失うと死亡の恐れがあります。
水分のうち5パーセントを失うと
脱水症状や熱中症の初期症状が現れます。咽はカラカラです。
水分のうち10パーセントを失うと
筋肉の痙攣、めまい、循環器不全などがおこります。
このあたりから意識も朦朧とします。
水分のうち20パーセントを失うと
死に至ります。
熱中症の応急処理
既に先述しましたが
熱中症の応急処理
□ 涼しい場所へ避難し服をゆるめよう
□ 首、わきの下、太ももの付け根を冷やそう
□ 水分を補給しよう(意識がない場合は無理に水を飲ませない)
こんな症状の場合は大至急、救急車を!
□ 意識がはっきりしないもしくは意識が無い
□ 吐き気をおぼえる、もしくは吐く
□ 痙攣を起こしている
となります。
救急車での移動が発生した場合は関係各所への連絡先など確実に押さえておきましょう。
そして2017年6月現在、救急車を呼んで搬送してもらっても無料ですが診察、治療にはお金がかかります。
またスマホの充電のために充電器があるとよいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
熱中症の応急処理、対応はなんとかなりましでしょうか。
熱中症では例年少なくない人数のかたが病院へ搬送、悪ければ命を落としています。
本記事が少しでも熱中症での応急処置に困っているかたのお役に立てれば倖いです。
それでは、また。
別の記事にてお会いいたしましょう。