雪道。
本日、車で自損事故をしてしまった僕がいます。
朝は雪は降っていなかったのですが仕事で山間の町に出かける用事があり車を運転。
軽の箱バンですね。
スタットレスタイヤは装着していたのですが、激しい雪にたじろぎ徐行運転。
急ブレーキを踏んだらすべることはわかっていたのでギアチェンジによるエンジンブレーキで対応。
それでもハンドルをとられ路肩のカーブミラーに突っ込む事態になってしまいました。
スタットレスタイヤってどこまで信じていいの?
Contents
スタッドレスタイヤの雪道での効果
理論的には
スタッドレスタイヤは、溝を作って雪を噛むことで雪道でも滑らない設計になっています。
またスタットレスタイヤは低温に置けるゴムの柔軟性を確保するために、ゴムに油が添加されています。
つまり溝が磨り減っていてタイヤが硬くなっていると効果は薄くなります。
またスタットレスタイヤは雪は噛むのですが水は噛みません。
雪の日対策としてスタットレスタイヤの吸水機能があるのですが、雨の日にはこれが仇となりタイヤに水の膜をつくってしまいます。
危険です。
チェーンをつけたほうがいい?
スタットレスタイヤにチェーンをつける、ということはしません。
もちろんノーマルタイヤで雪道を走るのであればチェーンをつけることは必須です。
金属製のチェーンであれば雪道以外を走ると傷ついて最悪は切れてしまいますがいざというときの備えにはいいかもしれません。
スタットレスタイヤってみんな同じなの?
いえ、タイヤメーカによってかなり性能に違いがあります。
ブリジストンタイヤは高級ですがその分高性能です。↓
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スタッドレスタイヤ ブリヂストン ブリザック VRX 205/65R16 95Q & エクシーダー EX 6.5-16 タイヤホイール4本セット 205/65-16 BRIDGESTONE BLIZZAK VRX |
ヨコハマタイヤもなかなかのお値段です。↓
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スタッドレスタイヤ ヨコハマ アイスガードファイブ プラス iG50 165/65R15 81Q & ホライズン ブラックポリッシュ 4.5-15 タイヤホイール4本セット 165/65-15 YOKOHAMA iceGUARD 5 PLUS iG50 |
このお値段のスタットレスタイヤも↓(これは1本の値段かな?)
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スタッドレスタイヤ 175/65R14 82Q ダンロップ ウインターマックス01 WM01 DUNLOP WINTER MAXX 01 |
僕の会社の親会社さんはブリジストンさんで全て統一です。
安全第一の姿勢が素敵です。
スタッドレスタイヤの寿命って
通常の判定では
プラットフォームが出ているともう使えない、という判定になります。
ブリジストンさんの解説ページがわかりやすかったです。
期間的には
プラットフォームが出ている、というのはいわゆる完全アウトな判定基準です。
通常はその前に余裕をもって交換するものですね。
一般的には2シーズンの冬を乗り越えれば寿命と判断する人が多いです。
僕の会社の親会社さんは3年経過すれば必ずスタットレスタイヤも交換です。
車の安全に対する管理体制が整っています。
スタットレスタイヤの交換時期
いわゆる寿命ですね。
スタットレスタイヤのプラットフォームが現れるまでは2シーズンや3年とは必ずしも言えませんが、2シーズンまたは3年で交換する場合がほとんどです。
その理由としてはタイヤの溝が減ってくることはもちろんのこと、年数が経過するとゴムに添加された油が切れてスタットレスタイヤが固くなります。
固くなったスタットレスタイヤは柔軟性を失い、雪をうまく噛まなくなります。
停車時にタイヤを指で押してぶよんぶよんしていればよいのですがぐいっと押しても「まったく」「少しも」凹まないくらい固くなってしまっている場合はもはや寿命と判断してもよいでしょう。
そして1度スタットレスタイヤの寿命がきて2度目以降のスタットレスタイヤの購入時には、ホイールは使いまわしにして、タイヤと空気弁のみを交換するのが普通です。
ですが使用済みタイヤの処理費用や工賃も含めた総費用によっては、ホイール取付済みのセットと交換するよりも、高くつく店もまれにあるため、その地域での各店舗ごとの費用を、確認しておいた方がよいでしょう。
ホイールセットでの交換のほうが安くつく場合が稀にある、ということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕の雪道事故の原因として
・スタットレスタイヤが固くなっていた?
・後ろ2輪駆動で前ブレーキが効かない構造
・箱バンは軽いので浮きやすい
・急なギアチェンジによるエンジンブレーキ
・少しフットブレーキを踏んでしまった?
が考えられる要素としてあったと思います。
それでも時速30kmくらいでものすごく慎重に運転していましたけれども;;
そして一番の対策は雪道を運転しないことです。
急な用事、重要な仕事の用事などあって早く目的地に着きたいと焦る気持ちはわかりますが、焦って自分が傷ついたり人をはねたりすると場合によっては一生取り返しのつかない事態になってしまいます。
自戒もこめて本記事を書きました。
スタットレスを装着していても過信しない。
雪道を甘くみない。
滑るときは滑ってしまいます。
本記事があなたの安全を守るうえで少しでもお役に立てればこれほどうれしいことはありません。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。
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