資産運用です。
仕事を頑張って、ある程度貯金したら。
将来をみこして少しでも増やしていきたいですよね。
若い方であれば結婚資金に教育資金。
定年間近の方であれば年金に加えての生活費として。
銀行預金の金利も昔と比べて無いに等しい。
どうにか増やすには資産運用という方法があるらしい。
しかしながら、この資産運用。
なんだかよくわからないし危ないイメージもありますよね。
巷に溢れる情報。
どれを信じ、選べばいいのだろう。
一緒に考えてみましょう。
Contents
資産運用は安全ですか?
資産運用は安全ですか?
答えはYesでもありNoでもあります。
なぜならば、資産運用といってもいろいろあるからですね。
でもですね。
1.ちょっとしたお金がほしい。
宝くじは当たらないだろうし、そうだ、資産運用してみよう。
2.インターネットで調べてみよう。
「資産運用」っと。
3.検索結果で「FX」というページがたくさんヒットした。
たくさんヒットするということはみんなやってるということだ。
よし、FXを申し込んでみよう、どれどれ。
と考えているのなら、ちょっと一呼吸おいてください。
ストップです。
それはもう、まずは全速力でストッピングです!
あれ、全速力でストッピングって止まれるのか!?
いや、ともかくちょっと待ってください。
そう、STOPPINGです。
どんな資産運用をすると利益が安定する?
1.もし目を閉じて車を運転している人がいたなら。
2.もし耳を塞いだまま授業を受けている人がいたなら。
あなたは何をアドバイスするでしょうか?
そうですね。
1.まずは止まって。危ないから目を開けてください。
2.先生の話を聞くために耳を開けてください。
そのようにアドバイスするのではないでしょうか。
こと資産運用という大事において
ワン:ちょっとインターネットを検索して
ツー:ちょっと結果を調べて
スリー:よさそうなものにダイブする
それって
1とか2の例と同じか、それ以上に危なっかしいことです。
折角の資産、大切にしてくださいね。
それでは以下僕の経験上、資産運用の方法と安全性を記載します。
日本国債
非常に安定しています。
資産運用は元々のお金=原本が減る可能性があるのですが
日本国債においてはほぼその心配はありません。
ユーロのように複数の国が関わる通過でもないし。
でも安定している分、少ししか増えません。
個人向け国債は銀行などで申し込めるようですよ。
でも年利は0.1パーセント以下程度です。
投資信託
投資信託の場合はいろいろあります。
投資信託は自分のお金を運用者に預けて代わりに運用してもらいます。
その分、運用手数料をとられます。
ということは、運用手数料が安い投資信託のほうがいいですよね。
投資信託も星の数ほどあります。
証券会社の他に、保険会社からも申し込めるようです。
年利は手数料を引くと2~3パーセント程度のようです。
経済指標連動型 ETF
なんぞ?ということなのですが。
平たく言うと日経平均やTOPIXなどの経済指標に連動して
利益を上げることのできる投資信託です。
しかも上場しているので。
株のように証券会社で購入することが可能です。
1.証券会社に口座開設
2.ETFで検索
3.発注!
でOKです。
例えば僕が定期的に購入している
TOPIX連動型上場投資信託【1306】は
2017年3月現在、最低金額2万円以下で発注可能です。
【1306】は銘柄コードですね。
上場している企業や団体につける番号です。
他にも不動産の指標であるREITに連動するETF、
不況に強い資産である「金」に連動するETFなどがあります。
発注の仕方次第ですが、年利3パーセント程度なら十分可能です。
こちらは「インデックス投資」などと呼ばれたりします。
不動産ファンド
ビルや商業施設、マンションなどの不動産に対して大勢で資金を出して購入します。
利益は家賃などで創出。
自分も一口単位から出資することで利益の一部をご教授
との仕組みになっております。
最近ではクラウドファンディングなる仕組みもあり
一口1万円から出資できたりするみたいです。
年利はだいたい4パーセント前後のようですね。
個別銘柄の株式投資
インデックス投資に対し、こちらはアクティブ投資。
個別の企業などの株を購入します。
一般的な株式投資のイメージかもしれませんね。
配当や景気の上昇などで利益が増えることもある反面、
個別企業の事情などで株価が急落する危険性があります。
なお、個別の企業では株の保有者=株主に対して
「株主優待」に対応している場合があります。
例えば牛丼の吉野家の「吉野家ホールディングス」の株主になると
保有している間は牛丼のサービス券がもらえたりします。
株主優待はいろいろありますので、調べてみるとおもしろいです。
年利はピンからキリまで様々ですね。
FX(エフエックス)
で、懸案のFXなのですが。
FXは「為替」の差分利益を基本としています。
投資においてはリターンのまえに、まずリスクを管理することが大事。
どれだけの危険を冒し、どれだけの利益を得たいのか。
が基本になります。
で、「為替」リスクなのですが。
こちらは資産運用においては金融のプロフェッショナルでもとらないリスクです。
保険に入られている方なら保険会社のひとに資産運用について聞いてみてください。
おそらく保険会社の資産を増やす商品は
海外国債、海外株式、国内国債、国内株式を分散投資する形の
投資信託のような商品となっているはずです。
そうすることでリスクを分散し、安全性を高め
お客様の大切な資産を守っているのです。
FXが必ずダメというわけではないのですが。
利益を出す人はしっかり出しているし、そういう方法もあるのかもしれない。
でも少なくとも。
ちょっとぐぐって、対応して、はい儲けました
みたいな世界ではないはずです。
大切な資産を賭けてFXをやるならば、本当によくよく調査・勉強する必要があるでしょうね。
資産運用で初心者におすすめの方法
いろいろあるでしょうが。
基本的にリスクとリターンは2つで1つ。
多くのリターンを得たいならば大きなリスクがついてきます。
そうですね。
特に1千万円を超える資産を運用しようとする場合は。
リスクも鑑みてリターンは年利3~5パーセントくらいでしょうか。
少ないとお思いですか?
でも1千万円で年利4パーセントとしたら。
1年で40万円ですね。
1ヶ月で約3.3万円。
多いか少ないかは感じ方、人それぞれでしょうが
安全な資産運用であれば上記程度が妥当かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大切なあなたの資産。
ちょっと調べてやってみて損して後悔する前に
書籍などでよくよく勉強してください。
誰でもお金を増やしたい。
ならば、その競争は激しい。
美男美女とお付き合いしようとするならば、競争率は高い。
成功するには綿密な作戦とある程度の運が必要です。
資産運用も同様です。
決して「1年後には資産を倍にしますよ~」
とかいう言葉を真に受けないでください。
それって「パチンコで資産を倍にしますよ~」
って言ってるのとほぼ同じです。
倍にできるかもしれませんが、できないかもしれません。
ほんとうによくよくお考えのうえ後悔しない
選択ができることを祈っております。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。