今日も今日とて残業ですよ。
タイムイズマネーが世界標準の今日、
こんなに残業しているのは日本のみではないかと
訝ってしまいますね。
お客様がまだ働いている状況だと
なかなか自分だけ帰ることはできなかったり
毎度毎度の無理難題を投げかけられて
閉口しているかたもいらっしゃるかもしれません。
しかしながらこの残業。
どのような業種で多いのでしょうか。
具体的なデータの提示は他サイト様にお任せするとして
ここでは僕の考えをつらつらと書いていこうと思います。
脳科学を根拠にした営業スキルを身につけたい場合はこちらの記事をご参照ください。
Contents
残業の多い業種とは
これはもう。
IT業界
IT業界ですね。
オフィスとパソコンがあれば仕事ができてしまう場合が多いので。
ついつい机に向かってしまいます。
またSIerと呼ばれる、システム提案型の業務ですと
いわゆる「お客様のニーズに合わせて」
という仕事のやりかたになりますので
・思わぬバグ
・調達したシステムの仕様がカタログと違う
・お客様が手のひらを返したように要求を覆す
などということが日常茶飯事にあり、残業の原因となります。
広告業界
こちらも負けずと多いです。
記憶に新しい、電通の新入社員自殺問題。
電通も広告業界です。
こちらもIT業界と似ているのですが
昼間はお客様対応、夜に資料作成や準備
と段取りしなければならないことが多く、
そもそも残業しないと業務がまわらない実態があります。
自営業
こちらは残業と呼ぶのかわからないのですが。
自営業さんもいわゆる店舗を開いている時間のみ働いているわけではないので。
仕込みと後片付け、翌日の準備も踏まえると
身を削って働いておられる経営者さんも多数いらっしゃるのではないでしょうか。
頭がさがります。
残業の理由
よく聞く理由を挙げてみます。
仕事が終わらない
定番中の定番の理由です。
仕事が終わらない場合、要領が悪いんじゃないか、とよく言われます。
要領が悪い場合もあると思いますが
そもそも業務自体が昼間は外に出て対応、夜は資料作成など準備
となっていると定時内に仕事を終えることはほぼ不可能です。
昼間に全て終わらせればいいのかもしれませんが
だいたい昼間対応しているお客様は追加要件をご所望で
お客様対応に追われます。
残業代がないと生活できない
こちらも定番ですね。
給料が安く残業代がないと家族を養えない、など
生活費の一部として既に組み込まれている場合です。
決して少数派ではないようですね。
僕も実際のところを言えば残業代がないと
かなり生活費が苦しいですが
しかしながらこういう理由をなくしていかないと
社会や企業側も「仕事がないのに残業代がほしくて居るんじゃないか」
と、従業員に対する不信感がぬぐえず
長い目でみるとよくない傾向かと思います。
そもそも仕事がすき
仕事に生きがいを見出しているタイプです。
そもそも一人暮らしで友達付き合いが薄いタイプの人だったり
家に居ても家族には冷たい態度をとられるお父さんが
このタイプになったりします。
会社に住んでいるんじゃないか、
という疑惑が発生するのもこのタイプの人々です。
残業の多い人の特徴
寂しがりや
みんな、仕事ではほぼ強制的に人間関係を強要されます。
業務に関することであれば会話しないわけにはいきません。
コミュニケーションが苦手な人にとっては
適度な距離を保って、限定された話題の中で会話ができるので
適応しやすい部分があるのかもしれません。
でも、そんな寂しさに、
他人を巻き込んではいけないと僕は思います。
熱血漢
若い方に「熱血漢」という言葉は伝わるのだろうか・・・?
要するに「熱い人」または「暑苦しい人」ですね。
仕事に対する情熱が人一倍高く、
また他人にもそれを求めるタイプの人々です。
自分がモーレツに仕事をするのはいいのですが
他人を巻き込むのはいかがなものかと思います。
仕事ができない
・専門分野でない仕事を任されている
・コミュニケーション能力が低い
・段取りが悪い
・調査能力が低い
・仕事をすすめていく意識が低い
などその人自身に起因する要因が大きい場合や
・嫌がらせを受ける
・仲間はずれにされる
・周りの人が的外れで、話しても会話にならない
・なんでもかんでも仕事をふってくる
・そもそも残業ありきの体制になっている
などなど環境要因が大きい場合があります。
「仕事ができない」と指摘してくる他人は
だいたい人を見る目がない人が多いので気にする必要はありません。
※人を見る目がある人は簡単に他人を評価しません。
特に悪評に関しては、最大限の細心の注意を払う傾向にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仕事はほどほどで生活できていければそれでいい
という人にとって際限なく時間を奪われるサービス残業は
マイナスにしかなりません。
勉強という意味では業務時間外も
調査や学習が必要になる場合があると思いますが
基本的にそこは個人の自由裁量が効く範疇です。
会社側の体制、慣習として、
とりあえず朝から夜中まで働かせるのが楽なのであって
定時で帰宅できない場合の多い日本社会は
会社側の業務体制に対する認識が甘すぎると思います。
これからは少子高齢化の時代。
いままでのように終身雇用に守れれているわけでもないので
若者は無茶な要求に応える必要はありません。
自身の環境に納得できるような選択をしたいものですね。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。