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仕事で役に立つ営業のスキル。新人で辛いうまくいかないめんどくさいと思った時に読む本。

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走るビジネスマン

先日新社会人の方と以下のようなお話をしました。

4月より社会人として働き始めました。仕事は投資用不動産の電話による営業です。一生懸命対応しているのですがうまくいかず、お客様とお話することがどんどんめんどくさいと感じるようになりました。他の先輩は自分のことで忙しそうで相手にしてくれそうにもありません。なんとか現状を打開したいのできっかけが欲しいのですがお薦めの営業に関するノウハウ本や心構えを説いた本を教えて下さい。海外の書籍(英語)でも構いません。お願いします。

とのことでした。

一所懸命ですね。素敵です。2019年現在、日本経済の環境はデフレによる投資の縮小で企業を始め医療など様々な分野の現場は少人数でいっぱいいっぱいになっています。少子高齢化の影響、とか嘯く人は現場を知らないのでしょうね。やだやだ。

それはさておき、営業に役立つスキルを記載した本、ですね。以下にご紹介いたします。

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仕事で役に立つ営業のスキル。うまくいかないめんどくさい時に読む本

仕事で役に立つのはセールス技術

脳科学マーケティング100の心理技術

日本で「セールス」というとあまりよいイメージを持たれていないのですが海外では「スキル」として体系化されています。というかビジネスマンとして最も大切なスキルのうちのひとつと認識されています。

今回ご紹介するのは上記の本です。アメリカで発行されている本、洋書ですね。でも日本語で訳されて販売されています。日本の書籍もご紹介しようかと思ったのですが、アメリカの書籍は日本と比べ物にならないほどの時間をかけて作成されています。日本の場合は売れるか売れないか、売れる書籍を大量生産、というサイクルなのです。早ければ3ヶ月毎に同一作者が書籍を出したりします。なので和書のビジネス書は内容が薄くなりがちでしかも著者の主観が多分に入ったものが多いです。

ここで僕が和書のビジネス系の本を買った時の失敗談をご紹介いたします。

10年以上前ですが、僕はとある資格取得のノウハウが記載された本を購入しました。著者は何十もの資格を取得しているいわゆる資格取得マニア。タイトルは忘れてしまったこと、また、今から悪態をつくので著者の名誉のためにも明記は避けます。その本で僕ががっくりきたのは

・内容が抽象的
・内容の前後で矛盾がある
・根性論

などなど読み進めるのに本当に苦労しました。

なかでも「お風呂の中の15分で資格取得の参考書を声を出して読む。そんな自分を忙しいと思わず目的のために邁進していると思い込む。」とだけ書かれていた箇所があったのです。はっきり言って「それができれば苦労はしない」という内容です。でも残念ながら和書って売れる本を大量に売るという発想なのでタイトルで釣ってその中身は著者だけに通用するような内容で再現性に乏しくお金を使っても元がとれない類の本が少なからずあるのですね。そこで洋書を見てみよう、ということです。

脳の仕組みに訴える

個性が才能がセンスが。

日本のビジネスシーンにはそんな言葉があふれています。なぜならばそのほうが「楽」だからです。先輩だって後輩を育てるのがめんどくさいのです。そこでセンスだの才能だの便利な言葉を持ち出して時間を割いてまともに丁寧にひとつずつ教えることを拒否します。

もっとも先輩も売上目標やら上司からのプレッシャーやらを課せられたり受けたりしておりますので一概に悪いとも言えません。本当に悪いのは人材育成に投資をしない企業。そして企業に投資をさせる環境を作らない作れない日本政府、もっといえば財政破綻という嘘を餌に公共投資もせず緊縮財政をすすめている財務省。そしてその裏には日本からお金さえ取れればそれでいいと思っているグローバル投資家。さらには日本の土地や資源などの資本が欲しい中国の思惑、の影響なのですがそれはまた別のお話とします。

でもあなたに身に付いたスキルは嘘をつきません。脳科学マーケティング100の心理技術で紹介している方法は才能やセンスと言ったものではなく「脳の仕組み」として、つまりは「人間の仕組」を根拠としていますので汎用性があるのですね。

脳科学マーケティング100の心理技術で役に立つなあと個人的に感じた章は「Chapter 7 脳が喜ぶ接客スキル」ですね。社会人1年目であれば「接客スキル」がすぐに役に立つスキルになります。まずはスキルのうち自分がしっくりくる1つからでも実践してみてはいかがでしょうか。

人が意識しているのは5パーセント

人間の認知活動、つまり購買活動もその認知活動の一部に含まれるわけですが、人が言語などで認識できるのはこの認知活動のうちわずかに5パーセントだと脳科学マーケティング100の心理技術は語ります。

そういえば

・正論を言う学級委員長の話はみんな聞いてくれない
・相談した時に正論ではなく共感してくれると嬉しい
・自分が相手の話を聞くときに相手の話がどうも回りくどい、聞きにくい

なんて感じてしまうことは少なからありますね。

さらにいえば日本語の構造上「聞く」ことは英語に比べて難しいという説もあります。(日本語は書物で速読することには向いています)

なので海外の書籍なので敬遠、とせずに折角和訳されている良書も多々ありますので今回は脳科学マーケティング100の心理技術をご紹介させていただきました。

仕事で役に立つ営業のスキル。新人で辛いうまくいかないめんどくさいと思った時に読む本~結論~

僕に言わせれば社会人新人さんが仕事がうまくいかないめんどくさいなんて当たり前です。なぜならば日本政府が投資を渋っているからです。なのであなたに割ける教育のための時間がないのです。

と愚痴を言っていても仕方がないので自分は自分でビジネススキルというどんな環境でも有効で強力な「刀」を磨いておきましょう。

脳科学マーケティング100の心理技術

このページを開いてくれた人はきっとしんどい環境なのだけれどそれでも少しでも前に進んでいきたい、進んでいこうという気概を持ったかただと思います。そんな新社会人さんがいる、今日も頑張っているという事実が、僕は本当に嬉しい。

僕がご紹介した本がそんな方素晴らしいかたのお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

そしてもし本を読んだならば感想もコメントいただけるとさらに嬉しいです。ポジティブなコメントなら笑顔に、ネガティブなコメントならそれなりに、対応いたします(冗談ですよ?)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Good Luck!

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