毎年冬になると猛威を振るうインフルエンザ。
大人でもインフルエンザにかかるとかなりの高熱が出て相当に苦しい思いをする場合があります。
そして高熱が出て医療機関に行ってインフルエンザと診断されれば学校や会社には行けません。
毎年猛威をふるうインフルエンザですが、中には高熱が出ない隠れインフルエンザというタイプがある、と噂にした人もいらっしゃることでしょう。
では隠れインフルエンザとはいったいなんなのでしょうか。
Contents
隠れインフルエンザとはどんなインフルエンザだろうか
多くの人がインフルエンザと聞くと高熱が出るものであると考えることでしょう。
しかし初期症状に高熱が出ないタイプのインフルエンザもあります。
そのようなタイプのインフルエンザでは高熱が出ないので普通の風邪だと判断して放置してしまうケースも多く見られます。
がしかし、そのまま放っておくと徐々に熱が高くなり、その時に初めてインフルエンザと気がついても既に時遅し。
多くの他人に感染させてしまって、被害がより拡大してしまいます。
このタイプのインフルエンザはB型インフルエンザと呼ばれていて、大々的に流行る年もあります。
また、一般的にA型インフルエンザは初期症状から高熱が出るインフルエンザのタイプです。
隠れインフルエンザの症状とは
風邪と似た症状
普通の風邪と似ているので風邪と思い込みがちです。
しかし異なる症状もあります。
風邪と似ていない症状
・関節や筋肉、頭が痛い
・下痢や腹痛
・数日経っても全身がだるい、
・急に発熱したり熱がおさまったりする
これらの症状が認められる場合は十分な注意が必要です。
↑風邪と似ていない症状って風邪でも出ないかしら?
確かに風邪でも腹痛や下痢、関節痛、筋肉痛が出ることもあります。
しかし季節が変わるタイミングでこれらの症状が出る場合はインフルエンザの可能性を疑ってみてもよいでしょう。
いずれにせよ普段と違う症状が認められた場合はなるべく早く医療機関を受診することをお勧めいたします。
隠れインフルエンザの対策、対処を
水より緑茶でうがいをしたほうがインフルエンザ感染予防効果が高い
緑茶を積極的に毎日飲むことでインフルエンザの予防に有効である可能性が示唆されています。
緑茶の苦味成分であるカテキンの効果と言われています。
ですがそもそも喉の粘膜を潤しウィルスを侵入前に洗い流す目的ならうがいの後に水を飲み込んでもいいはずです。
胃に入ってしまえば、インフルエンザウィルスは胃酸で退治できます。
頻繁に緑茶を飲むことはインフルエンザ予防対策にとっては一石二鳥といえます。
うがいに関しては予防効果があるか実はハッキリしておりません。
ですが口の中をできるだけ清潔に保つことがインフルエンザ感染を防ぐことになります。
・手洗い:10秒石鹸で洗って15秒洗い流す。これを2回。
を心がけることで、インフルエンザ感染の予防効果が高いことが立証されています。
外出先から帰って来たときなどインフルエンザウィルスを落とすためにも特に手洗いが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
隠れインフルエンザの初期症状は通常のインフルエンザと違い、急な発熱を伴わないものです。
インフルエンザのよくある症状は
・全身がだるい
・食欲不振
・筋肉痛、関節痛
・急な38度以上の発熱
・頭痛
・咳
・喉の痛み
・くしゃみ
・鼻水
などがあります。
風邪や花粉症と紛らわしい症状も多々ありますが、以前なら急に38度以上の高熱が出ることでインフルエンザかな?と疑う目安になっていました。
ところが最近は急な発熱を伴わないインフルエンザもあります。
ただの風邪と思っても念のため早めの医療機関の受診が重要ですね。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。
インフルエンザの感染経路
感染者がくしゃみをする
→インフルエンザウィルスを含む飛沫が飛び散る→口や鼻から吸い込む→飛沫感染
→インフルエンザウィルスが付着した手でドアノブなどに触れる→触れた手で鼻や口を触る→接触感染
そして1~3日の潜伏期間の後、睡眠不足、ストレス過多などで体力が落ちていればインフルエンザを発症します。