肩こり。
ひどくなるとつらいですよね。
常に肩の痛みが気になって集中できないし、鼻の奥が詰まった感じがして違和感があったり。
特に春の肩こりは鼻の奥に違和感があることから花粉症と勘違いする場合もあるのですが、血行不良による肩こりが原因の場合も少なからずあります。
そんなつらい肩こり。
お金と時間と気力を使えばきっと症状は改善されることはわかっているけれど。
仕事にプライベートに忙しいのでそんな体力もない。
そんな場合に気軽に簡単にできる肩こり解消方法を挙げてみましょう。
肩こりの解消をストレッチで
忙しい現代人は寝る間も削って何かをすることが多いですね。
ならば日常生活に簡単に取り入れることのできるストレッチは。
肩回し
起立した姿勢で腕を「まっすぐに伸ばして」前回し、後ろ回し。
ラジオ体操でもこの動きはやりますよね^^
これを朝、昼、風呂上り、寝る前に10回程度実施します。
とっても簡単でほんとに効果があるのか、と思われるかもしれませんが肩こりを発症する人で腕回しを実施している人を僕はほとんど聞いたことがありません。
簡単でどこでもできますが、意外や意外、効果は侮れません。
「腕をまっすぐに伸ばして」がポイント。
肩こりの最大の原因である可能性の高い、肩甲冑まわりの筋肉がほぐれます。
腰逸らし
こちらも起立した姿勢で両手のひらを腰に当てます。
指先がおしりのほうを向く形です。
そしてそのまま無理のない範囲でゆっくりと上体を後ろへ反らします。
これを朝、昼、風呂上り、寝る前に3回程度実施します。
胸のあたりの筋肉がぐ~っと伸びるのを感じるはずです。
とても気持ちがいいです^^
首の後ろ、後頭部を揉む
肩こりの症状は実は「首こり」である場合も少なからずあります。
ご存知のとおり、首は重たい頭を支えているのですが、実は首はある一点の骨でやじろべえのように頭を支えています。
よってこの首の骨、あるいはその周りの筋肉は凝りやすいのです。
高さは耳の後ろあたりの後頭部、前を向くとくぼみがある部位ですね。
この部位をつまむようにして揉む。
あまり強くやりすぎると鼻血が出るのでご注意を。
またお風呂の中でゆったりマッサージするのが効果的なのですが、自律神経が不安定だったり体調が思わしくない状態で湯船に入ったままマッサージをすると思わぬ不調をきたすことがあるのでご注意を。
うつ病にも効果がある、と言われているセルフマッサージです。
肩こりの解消を簡単に
先述の方法も日常生活に取り入れることのできる簡単な方法ですが、より簡単な方法は。
それは「ラジオ体操」です。
ラジオ体操、というと「小学生の夏休みかよ!?」と思われるかもしれませんが、ラジオ体操は簡単に全身運動できる、実はものすごく優れた体操なのです。
一昔前にラジオ体操のすごさを見直す書籍も発売されていましたね。
もっとスゴイ!大人のラジオ体操 決定版 (講談社の実用book) [ 中村格子 ]
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音がないと踊りにくい、という方はスマホやパソコンでYoutubeにアクセスしてラジオ体操の曲をかけてみましょう。※以下のリンクをクリックすると動画が再生され音声が出ます。
ラジオ体操。
久しぶりに真剣に体操すると、身体の意外なところがポキッと鳴ったり、違和感を感じたり。
学生時代はラジオ体操したり体育の授業があったりと運動する機会は意識せずともありましたが、高校生くらいになると「一生懸命動くのがかっこ悪い」みたいな風潮があって大人になるにつれだんだんと運動する機会が減りました。
お金持ちさんはジムに通って水泳などして肩こりとは無縁かもしれませんが。
ラジオ体操であれば無料でお手軽に誰でもできますね^^
ちなみに水泳も特に平泳ぎが肩こり解消に良いですね。
肩甲冑周りの筋肉が常に動いておりますので肩周りの筋肉がほぐれます。
と、いうことは?
そうですね。
布団の上でうつ伏せになって平泳ぎの真似をしても肩凝りの解消には効果がある、ということです。
布団のなかなら寝る前と起床後にできますね。
もっとも人に見られるとあなたの信用度が下がる可能性がありますので、こっそりできる範囲で対応しましょう(汗
肩こりの解消を自宅で
先述の方法はどれも自宅で対応可能な方法です。
長続きのポイントは
・無理をしないこと
・ゆっくりやること
・義務感でやるのではなく、「気持ちよさ」を感じて自分のペースでやること
です。
方法論や回数などをガチガチに決めて義務的に対応しても肩こりは治るかもしれませんが、それこそ文字とおりそんな「肩肘張った対応」では肩こりが治っても精神的に疲れてしまいます。
忙しい日常を過ごしているあなたですので、精神的にも肉体的にも、そして金銭的にも負荷は最小限で。
かつ最大限の効果をあげるには「気持ちよさ」を感じること、これに尽きると思います。
現代において「気持ちよさ」というと「悪いこと」「性的なこと」「お金のかかること」を思い浮かべる人が多いのですが、ところがどっこい、本来人間の精神、肉体があるべき姿で自然に、自然を感じて生きていればそれ自体が「気持ちのいい」ことなのです。
とはいえ自然豊かなところに旅行に行くのも頻繁には難しいと思いますので、無理なく身体を動かして人間の身体本来あるべき気持ちよさを感じてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
慢性的な肩こりはつらいですよね。
仕事をしていてもプライベートでも自分の身体から離れることはできませんし^^;
そのような忙しい毎日のなかでも無理なくできる範囲で気持ちよくケアを。
そうすれば生きるための気力も、今以上に湧いてくるかもしれません。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。
※肩こりについてはこちらの記事も合わせてご確認いただければ倖いです。
↓
受験勉強で肩こりが。睡眠不足だが気分転換とストレス解消法は。