本日の疑問はこちらです。
京王線事件や秋葉原事件、通り魔事件、無差別殺人事件は後を絶ちません。
そもそも死にたいなら一人で死んでくれればいいと思うのですが、どうして他人を巻き込むのでしょうか?
異常者だからしょうがないのでしょうか?
自分の身を守るにはどうすればいいのでしょうか?
とのことでした。
以下に対処法を記載いたします。
参考:京王線刺傷事件の犯人も…「人を殺して死刑になりたい」息子の“殺意”に怯える母親たち
参考:「秋葉原連続通り魔事件」そして犯人(加藤智大)の弟は自殺した
Contents
無差別殺人が起こるのはなぜなのか。犯人は男性ばかりだがその理由は。
無差別殺人はなぜ起こる?
理由は
認知の脳が暴走したから
です。
認知の脳の暴走です。
認知の脳の暴走とは
・嫌なことを何度も何度も考える 反芻思考
・嫌なことに対して、想像で過激なことを考えてやっつけようとする 反発
・職場や公共の場で危険なことをして楽になろうとする 勘違い、思い込み、囚われ、妄想
と進んでいきます。
つまり
嫌なことを処理できない
ことが問題です。
なぜ犯人は男性ばかりなのか
男性のほうが
嫌なことに囚われやすい
からです。
男性は嫌なことがあると、プライドが傷つくので、なんとかしようとします。
なんとかしようとするから、嫌なことを反芻して思い出します。
嫌なことを反芻するから暴走します。
これは真面目な人にこそ、その特徴が強く現れたりします。
まじめなひとこそ、
嫌なことに囚われやすい
のです。
かたや
女性は嫌なことがあると、その気持ちを誰かにわかってほしい、と考えます。
誰かと気持ちを共有します。
共有すれば、嫌なことは離れていきます。
よって嫌なことに囚われにくいのです。
変化に強い
とも言えます。
身体的にも女性は年齢を経るにつれ、どんどん変わっていきます。
よって環境の変化に強くできているのが女性という生き物です。
女性は囚われにくい
男性は囚われやすい
のです。
嫌なことを処理するためには
参考:嫌なことが頭から離れない。休日もモヤモヤして全然休めないときの対処法。
嫌なことが頭から離れないときは
理屈をひとまず忘れて心を整える
ことです。
フローマインドといいます。
男性は理屈で考えすぎなのですね。
考えすぎた結果、暴走して
・職場にガソリンまいて火をつけたら
・日本刀で誰かをばっさり切ったら
・死刑になることができたら
楽になれる
と本気で妄想するようになります。
僕もそうでした。
毎日毎日、いや、1日に何度も考えるのです。
死にたい、とも何度も考えます。
自傷他傷の妄想はワンセットでやってきます。
心療内科に通いました。
もはや麻薬中毒者の幻覚症状に近い。
それほどまでに
認知の脳が生み出す、嫌なことに対する囚われ
は、人間をむしばんでいくのです。
どうして他人を巻き込むのでしょうか?
正常な判断力を失っています。
でも承認欲求は強く働いています。
だから
目立つことをして他人の注目を集める
という心理的な働きが発生するのでしょう。
異常者だからしょうがないのでしょうか?
異常者だから犯罪に走ったのかもしれませんが
日常に居るいわゆる普通の人が徐々に心を病んで犯罪に走る場合も多いでしょう。
誰でも心を病む、犯罪に走る可能性があります。
自分の身を守るにはどうすればいいのでしょうか?
日常生活において、逃げ道を常に想像することですね。
走っている電車の中で襲われたら
非常ボタンを押す、大声を上げる、他人に助けを求める。
また、バッグを持っているだけでも刃物の攻撃を防御できる可能性が高くなります。
防犯スプレーをバッグに忍ばせておく、なども有効でしょう。
ご機嫌の価値を知れ
参考:嫌なことが頭から離れない。休日もモヤモヤして全然休めないときの対処法。
上記の参考記事で、ご機嫌の価値として
・犯罪者にならずにすむ
という価値をあげています。
これは僕が感じる
ご機嫌=嫌なことに囚われないこと
のメリットです。
犯罪者にならずにすめば、人生の自由度は増えることでしょう。
刑務所とは自由が制限された世界。
心が病んでいると、そんな閉鎖的な世界にあこがれてしまうのですが、そこは決して楽な世界ではありません。
嫌なことを受け止め続けていると、心はどんどん重たくなっていきます。
心が重たくなれば、いろいろな判断力が鈍ります。
判断力が鈍って失敗が繰り返されれば、信用を失います。
信用を失うから孤立します。
孤立したら妄想します。
被害者妄想が膨らめば、犯罪者予備軍の完成です。
嫌なことをうまく処理するためには
よくありがちなのが以下。
・逃げる
・あきらめる
・考えない
・気にしない
・忘れる
・不自然に意味付けを上書きしようとする
・我慢する
・依存する
上記のどれをやっても、「嫌」は心から離れてくれません。
「嫌」が心から離れてくれるのは
本当は意味なんてついてない他人や環境や出来事に対して、自分の心が嫌という意味をつけたんだ
と認識した時です。
「嫌」という物質でできた他人などいません。
それは自分の心がつくった幻、幻影なのです。
自分の心が「嫌」という意味付けをした瞬間を、毎日毎日認識していきましょう。
そのあとに
でも本当は「嫌」なんて意味はついてないんだよな
と考えましょう。
毎日毎日、訓練訓練です。
無差別殺人で楽になれる?
なれるわけはありません。
よりしんどい、いや、しんどいどころか
怨念私怨修羅の渦巻く世界が始まるだけです。
その世界を僕は体験したことがないので何とも言えないのですが
きっと苦しい世界だということはわかります。
囚われない心をつくるためには
ご機嫌の価値を知りましょう。
ご機嫌であれば人間のパフォーマンスはあがります。
別に騒がなくても笑わなくてもニコニコしなくてもいいんですが、
心をご機嫌にしましょう。
落ち着いている状態がご機嫌かもしれないし、環境に揺らがない心がご機嫌かもしれません。
あなたのご機嫌の価値はなんですか?
他人にやさしく在れる?
元気に在れる?
楽しく在れる?
不機嫌になってもいい。
でも不機嫌からご機嫌に心を切り替える方法を知っている、訓練している、他の人と共有している人は
圧倒的に人生がうまくいく可能性が高くなります。
だってみんなご機嫌な人と付き合いたいからね。
無差別殺人が起こるのはなぜなのか。犯人は男性ばかりだがその理由は。~まとめ~
はい、応用スポーツ心理学、フローマインド、のノウハウを用いて
無差別殺人についての見解を記載いたしました。
心の整え方なんてのは、本当は義務教育で教えるべき内容なのです。
でも日本の教育は教えません。
・心、体を整える方法
・生きていくためのお金の稼ぎ方、社会のセーフティーネット
・勉強する意味、その人に合ったスキルの磨き方
上記は生きていくためにはとっても大切です。
以上、僕の見解でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。