日本語の文章。僕たちは日本人なのだから日本語で文章を書きます。
大学生ならばレポートを、ときどきの研究課題に合わせて作成します。社会人なら報告書でしょうか。しかしながら僕は誰に文章を見せても「おかしい」と指摘を受けてしまう。
指南役の人から指摘を受けたときは「ああ、そりゃそうだ、なんでそれに気づかなかったんだろう!」と強く思うのに後で一人で見直す、推敲するとまたまた意味不明な文章になってしまう。
自分では考えているつもりなのに、今まで自分がしたこと、状況や意見を思っているとおりに表現できない。
まぎれもない日本人で唯一喋れる言語が日本語、だけど日本語が不得手な僕が原因と対策を考えてみました。
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日本語の文章がおかしいと怒られる
日本語の文章がおかしいと怒られる、怒られるといえばまだ格好いいですが僕の場合はだいたい笑われます。
ブログの記事も頑張って書いてますけどね。もはや伝わる表現になっているかどうか既に疑心暗鬼になっています。なぜこんなことになってしまったのでしょうか。
最近流行のあの病気?
「大人のADHD」という病気が知れ渡って久しいですね。特徴としては
・言いたいことがうまく伝わらない
・行動を順序だてて実行できない
・突発的な事象にあわててしまう
などがあるようです。思い切り自分に当てはまっていると思う僕なのですが病院で診断などは受けていません。なぜならば、調べてみると上記特徴は大なり小なりほとんどの人が持つ特徴であり、仮に病院に行ったとしても重度の症状で診断書でもいただいて会社に提出しないことには現状を変えることはできない、と考えるからです。
僕が病院に行ったとしておそらく診断結果は
「ああ~確かにADHDの傾向がありますね~。じゃあこの薬を飲んで経過を観察してみましょうか~」
となるでしょう。そしてそれはおそらく僕と似たような状況で悩む多くの人もそうなるはずです。なぜならばそのほうが病院にとって都合がいいからです。
「よ~し、長期的な通院患者、ゲットだぜ!」
診察が終わった後に病院側の人はそう考えていると思うんです、僕は。
本ブログの広告にもADHDが表示されることがありますがこの際、もう・・・気にしないことにします(何
日本語の文章の練習って
日本語って当然、物心ついたころから僕もみなさんも話したり書いたりしてますよね。※あなたが外国出身のYOUだったらごめんさない。
ではなぜ日本語の文章がいまいち伝わるように書けないのか。
話し言葉が混ざる
あなたは今までの僕の文章を読んでどう思いましたか?
わかりやすかったですか?意味わからなかったですか?
そしてこの記事を書いているまさに今気づいたのですが、僕の文章にはセリフが入りますね。「」で括っているセリフが。このセリフ表現って・・・効果的に使用できれば伝わりやすいのかもしれませんが多用するとかえって事象の時系列などがわかりにくくなるかもしれないなあ・・・と今まさに思いました(何
そして当然「セリフ表現」はレポートや報告書では使えないですから・・・問題ありかもしれないですね。
話している言葉は正しいか?
・あれ、これ、それ、どれ、「こそあど言葉」を使ってないだろうか?
・伝えるべき内容に対して、適切な表現をしているか?
・話し相手が何を知っていて、何を知らなくて、だから何を伝えたい、ということを意識できているか
ん~全部僕にあてはまりますね。
なぜ上記のようなことになってしまうかというとですね。えっと非常に言いにくいのですが。
そもそも上記のようなことを常々考えてしゃべるのがめんどくさい
とんでもないやつですねまったく。
ですが僕の場合の「めんどくさい」というのは「会話をしていると身体がだるくなってきてろくに内容が頭に入らない」レベルの状態だったりします。
そういえば健康診断でも肝機能が下がっていると言われたので身体を大事にしたいと思います。
日本語の経験不足
日本人の近代社会は「同質性」を前提としたコミュニケーションでした。日本古来の村社会などはまさにそれですね。ずっと昔から知っている人間同士のコミュニケーションに慣れているので、あまり多くを語らず解決することも多かったのです。
「男は黙って行動しろ」
最近はあまり言われないですかね?ところが僕のような昭和生まれ世代だと年長者からよく言われたものです。
日本の社会環境に色濃く現れている「同質性」に加え「黙れ動け」と言われて育ってきたので、コミュニケーションが不得意なのかなあ、と僕は自己分析しております。
そもそも会話が成立しているか?
・ヤバイ
・キモイ
・かわいい
・ていうか
・空気よめ
・なるほど
同じような感覚の仲間達と、なんとなく共感するなら語彙力が乏しくとも事足りるかもしれないですけどね。
もっと語彙力を増やさないと表現力は高まらないなと痛感しています。読書読書。
日本語の文章が上達するためには
とにかくレッツライト
僕は偉そうなことは言えません。自分自身の日本語は壊滅的なレベルだと思っているので。
ですがそれでもあえて上達するためには何が必要か、と考えたらこれはもう数稽古しかないと思うのですね。
そこで普段からできる練習をひとつご提案です。
これは精神科の先生の著書で読んで知った方法なのですが、いらいらもやもやしたらとにかく広告の裏でもなんでもいいので書く。思いついたままに書きまくる。汚い言葉を使ってもいい。そして誰にも見られない秘密の箱に入れる。落ち着いた頃に見直す。
そうすると書いている、書きなぐっている途中に自分の状況や思いが整理できてくる、途中でなくても書き終わって後で見直すと、はっと思いつくことが出てくる、という方法です。
報告書やレポートの表現が拙くなる場合ってたぶん、いやおそらく、自分自身よくわかってない場合が多いのではないでしょうか。
自分がわかっていないことは相手にも伝わらないですね。
とりあえず整理できていなくても、もやもやした思いを紙に書きだしてみる。
おすすめです。
とにかく誰に何を伝えたいのか
相手は誰で何をどこまで知っていて何を知らないのか。
相手の立場に立ったとき、相手が知るべき「何を伝えたい」のか。
これが整理できてないと伝えたいことがうまく伝わらないですね。
僕自身、相手を想像して文章を書くことがいまいちできてないので常に意識できるよう修行中でございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正しく相手に何かを伝える、というのは簡単なようで実はとても難しいことです。
特に現代は様々な情報を個人単位で大量に仕入れることが可能なので、同質性を前提としたコミュニケーションが成り立ちにくい状況です。
だからこそ相手のことを考えて的確に伝わる表現を。
それが完璧に実行できれば今後の人生で飯をくいっぱぐれることはないかもしれない、と常々感じております。
本記事が少しでもあなたのご参考になれば倖いです。
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