大学生の夏休み。
僕もかつては大学生でした。
長いんですよね、大学生の夏休み。
学部、年次によっては8,9月がほぼ休みです。
3、4年生になると就職活動の準備や
卒業研究の対応などで夏休みもずいぶん少なくなることもありますが。
基本的には長い。
大学側の立場になるとオープンキャンパスをしたり
教授は休みの間も休み無く研究をしたりと
いろいろ忙しいのですが、学生はだらだらしようと思えば可能です。
しかし夏休み。
ご存知のとおり就職すればずっと夏休みは短くなります。
そんな夏休み。
いかに有意義に過ごせばいいのか、
いやそもそも有意義に過ごさなければならないのか。
一緒に考えてみましょう。
大学生の夏休みは何する
僕の大学時代の夏休み。
1年生
ぼーっと過ごす。
時々高校時代の友達を遊ぶ。
何もすることがないので本屋に通う。
ついに本屋の店員から鬱陶しがられる。
何も買わず本屋をうろうろするのはやめたほうがよさそうです。
2年生
1年生の冬はバイトをして春には運転免許を取得。
マニュアル対応の免許取得だが
現在はオートマしか運転できない。
マニュアルを運転すると半クラッチができずエンストする。
彼女ができる。
だいたい彼女と遊ぶもマンネリ化。
堕落という言葉が脳裏をよぎる。
3年生
堕落した日々に危機感を感じたのか資格勉強に励む。
その甲斐あって秋には合格。
今思えば充実感もあり一番楽しかったかもしれない。
4年生
卒業研究に明け暮れるも
後から卒業研究をはじめた同ゼミ生に進捗で抜かれる。
自分の研究に対する才能のなさを感じて愕然とする。
夢はロボット工学の研究者。
しかし努力も才能も足りなかったようだ。
大学生の夏休みの過ごし方
僕の大学時代を先述しましたが。
別にだからといって頑張れ、というつもりはありません。
なんというかですね。
社会に出てみたらわかったのですが。
本当に頑張れる人は無理せず頑張れるものだし
頑張れないのならば道を引き返したり横道に逸れてもいいと思うんですね。
その経験の幅、感覚を磨くことができるのが大学生の夏休みのメリットかと思います。
社会に出ると思い知ります。
・眠らずに仕事をする人
・ごく短い時間で魔法のように結果を出す人
・声を荒げて自分の意見を押し通す人
あなたはどれかに該当するでしょうか?
社会に出たら常に努力や才能の意味に悩まされます。
・本当にこの道で正しいのか
・本当に自分はやっていけるのか
・本当に・・・
本当に自分は生きていけるのか。
大学生の夏休みの期間
僕の印象に残っている言葉を紹介します。
「実際に怪我をしたものと、その怪我を見ているもの、
果たしてどちらが痛いのか?」
どちらだと思いますか?
肉体的に痛いのは当然怪我をした人です。
しかし精神的に痛いのは見ている人のほうだったりします。
しかも肉体的な痛みを凌駕するほどの精神的苦痛です。
なぜ僕がこんな話題を出したかというと。
大学生の夏休みの期間はとても長いが
その後は就職して場合によっては休み無く働かなくてはいけない、
かもしれない。
その事実に不安を感じながら過ごすことになっている人が
少なからずいらっしゃるのではないかと思うからです。
・今が楽しければ全ていい
・今研鑽して将来の夢をかなえる
・自分のことはどうでもいい
と割り切れる人はいいのですが
普通の人は将来が不安です。
今が暇でも就職したらしんどい、
ならば何か備えたい
でも何を備えたらいいかわからない。
資格か海外留学かはたまたバイトか。
別になんでもいいからとにかく動いて何かしているんだ自分は、と自信をつける。
それでもいいと思うのです。
まっすぐ進んでもいいし
紆余曲折悩むのもまた人生の基礎力になります。
僕から言えるのは
あまり無理をしすぎないでくださいね
ということだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大学生の夏休みなどどいうと
お気楽だね
などどいうい意見が多数ありますが
僕自身の経験上決して楽だとは思いません。
人が耐えられないのはどちらか
①寝る暇もないほど忙しい
②寝る暇ばかりなほど暇
答えは②です。
リストラさせたい人には仕事を忙しくさせてはいけません。
そう。働かせてはいけないのです。
暇を与えて不安を増幅させる。
そうすると大体の人は不安につぶされて辞めていきます。
大学生の夏休み。
どう過ごすかはあなた次第です。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。