花火大会です。
夏の夜の風物詩。夜に趣向をこらした様々な花火が上がって夏の夜を明るく照らす。きれいな花火をみたくて花火大会に行ったことがあるかたも多数いらっしゃることでしょう。また夜店が多数出ておりますので屋台で買い物をしていろいろ食べるのも楽しみですよね。
ですが花火大会。
・人が多く集まること
・花火という火薬を扱うこと
・夜店でも火を扱っていること
などから事故になる危険性も潜んでいます。
そのような事故にあわないためにはどうすればよいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。
花火大会での事故、花火の暴発
花火大会の事故といえば花火の暴発。
国内の事故
・【2013年 伊豆】
沖合い150mに仕掛けられた打ち上げ花火が防波堤付近で破裂。
3人が軽いやけど。
・【2013年 大河原】
花火が低い位置で暴発。
けが人はいなかった。
町長さんの安全、人命を優先した中止の判断は英断だったように思う。
・【2015年 長崎】
打ち上げ時に暴発。打ち上げに関わった3名が重軽傷。
うち1名は両腕切断の重傷。
花火は大量の火薬を使っているとても危ないもの
という事実を再認識する事故だった。
海外の事故
参考までに海外の事故にも目を向けてみましょう。
・【2012年アメリカ】花火大会での誤爆
カリフォルニア州南部サンディエゴ。
独立記念日での花火で自動的に花火が引火。
15分間続くはずの花火が15秒で終了しました。
倖いなことにけが人はいませんでした。
・【2015年コロンビア】花火工場爆発
工場内の花火に引火。
大爆発の原因はいまだに不明のようですが
付近の住民からは不安の声があがっていたとのことです。
・【2016年メキシコ】花火市場爆発
花火大会ではないのですが花火の市場で爆発です。
ものすごい轟音・爆発。26人が死亡し70名が負傷。
当たり前だか花火の管理には厳重に厳重を重ねる注意を要求したいものです。
その他、挙げればきりがないほど多数の事故が発生しております。
花火大会で行列に圧迫
花火大会では行例に圧迫されて怪我をする場合もあります。
2001年の明石花火大会歩道橋事故が有名です。
死者11名、重軽傷者247人を出した事故です。
死者は子供と高齢者で占めております。
当日は夏の暑さと蒸れ、また一向に進まない状況もあり参加していた人々はかなりイライラしていたようです。
そんななかでの将棋倒し。
お子さんや高齢者のかたと参加される場合は混雑にも注意しましょう。
またイライラしている群集のなかではけんかも発生しやすいです。
小さなお子さんや高齢者のかたは逃げ遅れることも十分考えられますので保護者や同伴者の周囲への注意が必要です。
花火大会で電車もグロッキー?
多くの群集、臨時便などの対応に追われる電車でも事故が発生しやすいです。
2015年には東京~神奈川間の京浜東北線で架線断線事故がありました。
駅内は混雑し人で溢れかえっていました。
帰宅困難となるかたもいらっしゃったようで改めて首都圏の電車は都民の足となっていることを痛感した出来事でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
楽しい花火大会のはずが一瞬で悪夢にかわる。
花火大会は他のイベントと比べても
・しっかりとした準備、段取力
・周囲への注意力
・トラブル発生時の対応力
が必要になります。
また、福知山の夜の事件のように夜店でガソリンが火に引火しすぐ傍の見物客の人々が死亡。重傷となる事故が発生しております。
花火の引火のみならず火やガソリンを多々使用するイベントですのでご参加予定のかたは開始終了時の人ごみを避けたり
夜店の近くに陣取って花火を見ることを避けるなど過去の教訓を活かしてできる対策をなるべく施してみてはいかがでしょうか。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。
花火大会のデートの脈アリなしを知りたい場合はこちらの記事をご参照ください。