忘れもの。
新生活を始めるにあたって環境が大きく変わります。
社会人のかたはもちろんのこと学生さんも職場に学校に持っていくものを忘れると精神的に、そしてご自身の信用的にダメージがありますよね。
「一度失った信用を取り戻すのは最初に信用を得るより難しい」
とは某牛島さんのセリフですが、そのとおりだと思います。
ケアレスミスが続くと人としての信用はがた落ち。
そのうち周りの人になめられるようになってまともに話も聞いてくれなくなります。
とっても悲しいですよね;;
では忘れ物を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
Contents
忘れ物が多いのはなぜ?
準備をするんだけどなぜかひとつ抜けている。
万全に準備をしたにも関わらずなぜか必ず抜けている。
それはなぜかと申しますと。
「準備を自己完結できないから」なんですね。
準備について人と話しながらだと、あれやこれやと思いつくのだけれどどうも一人で準備していると頭にモヤがかかったようになってはっきりしない。
準備が終わったと思っても「たぶん・・・こんな感じかな・・・これでいいかな?」と本人も首をかしげている。
でもそれ以上準備が進まないから「ま、最低限財布と携帯と筆記用具があればいいか」と安心させるも必要な書類とかPCとかが抜けてしまったり。
上記のような流れに心当たりがあるのであればおそらくあなたは「忘れ物の多い人」です。
結果的になぜ忘れ物が多いかというと。
それは「必要なものを想定できていないから」
そして「必要なものを確定てきていないから」
なのですね。
そもそも準備が終わった段階で首を傾げていてはダメ。
絶対オッケー、間違いない!と思えなければなりません。
普段の仕事でもそうです。
「終わったかな・・・?終わったんじゃないかな・・・?」
とかふわっふわっと思っていてはダメですw
終わらせるためには上司やお客さん、先輩など依頼を受けた人に確認することです。
いわゆる「コミットメント=確定」ですね。
これが大事です。
ではなぜ準備を終えてもそのような確信、コミットメントを得ることができないのか?
忘れ物が多い原因と対策
なぜ準備が漏れる?
それはですね。
詳しくは後述使用と思いますが、おそらくは。
「自分一人の世界で考え事をするタイプのひと」
に忘れ物が多いような気がします。
ちなみに僕もこのタイプです(汗
こういう人は他人と一緒にいても独自の時間が流れています。
なのであなたが親切に忘れ物を防ごうとアドバイスしても、その人の思考の流れに沿っていない限りはアドバイスが聞き入れられることはありません。
その人がうんうん、と適当にめんどくさく頷くときは大抵別のことで頭がいっぱいになっているときです。
悩み事の多い人、といえば聞こえはいいですが小さいことでくよくよ悩んでしまうタイプの人が多いですね。
自分で書いてて悲しくなってきました;;
このような事態を防ぐひとつの方法としては余裕を持つ、ことです。
例えば準備する、と決めたら心を落ち着けて然るべき時間をとって落ち着いてひとつひとつ確認する。
準備が漏れる人は大抵時間に焦ってショートカットしてしまっています。
慌てるなんとかはもらいが少ない、ということでしょうか。
準備するものの対象を特定しよう
そもそも何かするから準備するわけであって。
・それは何のために行うのか
・どのようにして使うのか
・いつ使うのか
など意識を向けることが大切です。
流れをイメージしてみよう
例えばお風呂に入る場合。
(1)お風呂に入る前に必要なもの、準備は?
・バスタブを掃除する
・バスタブにお湯をはる
(2)お風呂に入ったら?
・シャンプで頭を洗う⇒シャンプ
・リンスで頭を洗う⇒リンス
・身体を洗う⇒石鹸、タオル
・(人によっては)髭を剃る⇒髭剃り
・(人によっては)歯を磨く⇒歯ブラシ、歯磨き粉
(3)お風呂から出たら?
・身体を拭くバスタオル
・着替え、下着とパジャマ
・髪を乾かすドライヤー
となりますね。
あとは流れに沿って、準備をするだけです。
書いてみるとすごくシンプルですね。
でも、これがなんでできないのか?
忘れ物が多い、つい忘れてしまう心理とは
独自の時間が流れている
2017年に大ヒットしたドラマに「逃げるは恥だが役に立つ」がありました。
主演の星野源さんと新垣結衣さんのコミカルなやりとりが評判になり社会現象にもなりましたね。
その新垣結衣さんですが、「みくりさん」という役のなかで妄想女子として描かれています。
ついつい自分の世界、妄想の世界に没頭してしまうのですね。
みくりさんは妄想から現実へとうまく切り替えをしているように見えましたが、忘れ物が多いタイプの人はこの「妄想に入るスイッチ」が少しうまく動かないことがあるのですね。
自分でも意図せずスイッチが入ってしまう。
そうするともう周りにいる人の声は耳に入りません。
オートパイロット状態で生返事などするものだから後で会話の内容を覚えていなくて慌ててしまうのですね。
準備する時間が無駄な時間だと感じてしまっている
準備にはことさら対価が伴わないことが少なからずあります。
対価といっても必ずしもお金だけではなく、誰かに褒められるとか心理的なものも含めてです。
もっとも小学校時代ならば別ですが身体が大きくなって社会人にもなると「準備できて当たり前」なので褒められることもありません。
でも忘れると怒られますが(汗
いくら「準備しないと怒られるよ、慌てるよ」とアドバイスしても本人もわかっているのですが、いまいちやる気がでない。
それはやっぱり対価がないからだと思います。
よってあなたがもし誰かの忘れ物を防ぎたいのならば「忘れ物をしなかった時にそれとなく褒めてあげる」というのが効果的です。
「今回は忘れ物がなかったね。準備も大変だったでしょうに。ご苦労様」
と声をかけられるとなんとなくテンションがあがりますね。
もっとも、声をかける側からするととってもめんどくさいかもしれませんが(汗
難儀なことです;;
忘れ物が多いのはなぜ?~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
誰でも忘れ物はするとはいえあまりに多いと考え物ですよね。
信用も失ってしまいますし。
準備は物事をなす上での段取りとしてとても大切なものです。
もしあなたがどうしても準備ができない、というのであればADHDという病気の可能性もありますので専門機関を受診するのも大切ですね。
また忘れ物をした時は素直に謝りましょう。
仕方ないんだ、とか自分はダメ人間なんだ、などと言っていると本当に周りから人がいなくなってしまいます。
人間は社会性を持つ生き物。
準備は万端に、自信を持って今日を生きることができるよう祈っております。
それではまた。
別の記事にてお会いいたしましょう。
社会人の勉強として継続すると差がつく読書習慣をこちらの記事でおすすめしております。