うつ病が国民病と言われて久しい現在。
社会に出ているものならば誰しもうつ病にかかる可能性があります。
・やってもやっても終わらない仕事
・上司からのパワハラ、セクハラ
・取引先の無茶苦茶な要求
など過度のストレスの原因となる要素はたくさんあります。
会社員はもちろんのこと、学生さんもいじめや受験など
過度のストレスには事欠きません。
うつ病にならずに済むならばそれが一番なのですが
もしうつ病になってしまった、またはもううつ病だろうと思われる場合は
どのように対応すればよいのでしょうか。
ここでは会社員のかたで、かつもう頑張れない、と思っているかたに
うつ病で休職を申請するまでの流れを記載いたします。
うつ病、一緒に考えてみましょう。
うつ病で休職願いを出す手続き
うつ病。
まずはうつ病と疑わしき症状は下記のとおりです。
・会社に行きたくない。行こうとすると身体が拒否する。
・食欲がなくて吐き気がする。
・夜眠れない。寝れたと思ったら朝起きるのがつらい。
・疲れやすく、体がだるい。
・映画や音楽、好きなことに興味がなくなった。
・イライラしたり、気分が落ちこむ。嫌なことばかり考える。
などなど言ってしまえば程度問題なのですが
程度問題であるが故に手遅れになってしまうことも少なくありません。
よくあるパターンが下記ですね。
・自分は大丈夫。だっていままでもやってきたんだもん。
・まだいけるだろう。頑張っていこう。
・仕事でうまくいかないことは全て自分が悪いんだ。精進しよう。
まだいける、自分だけは大丈夫、などと考えていると
頑張りすぎて心が壊れてしまう事態にもなりかねません。
で、休職願いについてですが。
会社の就業規則などで休職について言及されている会社であれば
以下の書類を用意し手続きします。
○休職申請に必要な書類
・休職願
・医師の診断書
休職願は会社にフォーマットが用意されていることが多いです。
なければインターネットからテンプレートをダウンロードですね。
医師の診断書、は当然ですが医療機関で診断して医者の先生に書いてもらいます。
それを会社の人事部門に提出ですね。
ですが、直接の上司にまずは相談してみましょう。
ポイントははっきりと「休職したいです」と伝えることです。
休職前の注意点、申請はきっちりと
健康保険傷病手当請求書が必要です。
○健康保険傷病手当金請求書
・初回申請時の添付書類
→欠勤した最初の月とその前月の出勤簿
賃金台帳の写し
・最終回申請時添付書類
→欠勤最終日を含む月の賃金台帳の写し
所轄の社会保険事務所または健康保険組合に毎月1回提出ですね。
フォーマットも上記組織にありますよ~。
休業中とはいえきちんと申請すれば給与の6割程度のお金が支払われます。
あるとないとでは大違いですね。
最大で1年6ヶ月まで申請することができます。
うつ病で休職する時に心配になること
うつ病で休職する際に心配になること。
おそらくほぼ全ての人が
・復職できるだろうか
と思うはずです。
初めての休職の場合はことさら心配ですね。
また多くの人が休職を踏みとどまっている最大の理由ではないかと思います。
・1週間程度の休み明けでも仕事がたまってるのに・・・
・他の人が休職した時に迷惑をかけられた。自分は迷惑をかけたくない・・・
・休職明けてどんな顔して席につけばいいかわからない・・・
と想像してしまうんですね。
いや想像するはずなのです。
なぜならばそういうことを想像する人だからこそうつ病になるからです。
しかしですね。
未来の心配をして今精神を壊すならばどちらを選ぶべきでしょうか。
答えはわかっている。
答えはわかっているんだけれど今結論を出すべきかわからない。
結論を出すべきとき。
それはもはや、自分の心とよくよく相談するしかなさそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
国民病である、うつ病。
僕も会社が提供しているメンタルサービスで診断してもらうと
いつ倒れてもおかしくない、との結果をいただいております。
ですので決して他人事ではないんですね。
しかしながら休職したことのない身だと申請するタイミングがわからない。
僕の場合はなんとなくですが本当に症状が悪化すると
朝布団から起きられなくなりそうなのでひたすらそれを待っています。
消極的うつ病判断ですね。
積極的に判断するもの変かもしれませんが。
さりとてうつ病。
重症化すれば周りにとんでもない迷惑をかけ
最悪は自身の命を失いかけない危険な状態です。
逃げましょう。
逃げて逃げて、生き延びましょう。
生きていればこそ、日常の奇跡が感じられるのです。
決して生きることを諦めないでください。
なんとか、生き延びましょう。
生きて生きて、いまはわからなくとも、自分の何かを次へ繋げるために。
それでは、また。
別の記事にてお会いいたしましょう。
社会人の勉強として継続すると差がつく読書習慣をこちらの記事でおすすめしております。